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不動産市場のトレンドについて

本日は最近の不動産市場のトレンドについて解説したいと思います。この数ヶ月間でモスクワの長期賃貸住宅の供給は約80%ほど伸び、今日の時点では需要の約5倍にもなっています。統計すると、去年の6月-7月には17000件、一昨年には37000件、そして今年の6月の時点では約28600件の賃貸住宅が貸し出されていて空室になっています。


空室の件数は最後の一か月で2000件増え、3か月間では10000件も増える現状となりました。そのうちの多くは現状況下で購入されず、オーナーの一時的な判断で賃貸物件として不動産市場に出した販売物件です。また、中には販売物件でもあり、賃貸物件でもある住宅があります。そのような物件の弱点は、賃借人が住み始めても買い手が見つかった際には大家さんが賃貸借契約をより早く解約する状況が発生しかねないという点です。

平均的な展示期間(住宅が広告に出されてから賃借人に貸し出されるまでの期間)も伸び、現在は流動制のある住宅でも役1〜1.5ヶ月間となり、昨年の1週間という期間に比べ、遥かに伸びています。展示期間の延長は需要の低下に関連しています。本日の時点の需要は昨年に比べて約15%下がり、コロナ禍前の夏に比較すると35〜40%も下がりました。しかし、専門家によると、1実際の需要の低下率は5%で、残りの10%は住宅の拝見数の上昇率の貢献だとされています。


年間の値を比較すると、全体的に賃貸マンションの需要は夏季に下がる傾向が見られます。賃貸不動産市場は8月の中旬から9月の上旬の休暇シーズンの終盤にかけて、新しいビジネスシーズンに向けて引っ越しを予定していた方や、新学期に向けて帰省する生徒の影響で活性化します。そのため、お引越しをお考えの方は今の内に考え始めるのが望ましいです。

上記の現象が現在の賃貸不動産市場の現状に影響し、最近は賃貸料金の低下にも繋がりつつあります。今年の6月中旬にはワンルームの平均賃貸料金は43800ルーブルとなり、2月に比べ、13%も低下しています。2LDKのマンションへの影響はより大きく、平均賃貸料金は70000ルーブルとなり、2月より19%も低下しました。


厳しい競争率の中で多くのオーナーは割引サービスを開始しました。およそ35%のオーナーは賃貸料金を変えず、その他の65%のオーナーは5〜10%の値下げをし、ごく稀にそれ以上の割引をするケースもあります。





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